MBA×AI 実践合宿 / オペレーション改善

YAMAGA BASE Presents / MBA×AI 実践合宿

AIを活用した
オペレーション改善Ⅱ

自律型AIエージェントを立ち上げ、業務を動かす

2026年6月18日(木)19:00–20:30 / 講師:中原 功寛

自律エージェントCodex / Claude Code 業務改善安全運用

今日のゴール

完成じゃない。
最初の一歩。

ターミナルを開いて1回打てれば勝ち。
完走しなくて、大丈夫。 怖くなくなれば成功です。

PARTICIPATION

3つの参加スタイル

どの段階でも、全員に居場所があります。

🌱
はじめての方
講師と一緒に、その場でセットアップを試す。完走しなくてOK。
🙋
済みの方
自分の“詰まり”や疑問を持ってくる。質問タイムで回答します。
👀
見るだけの方
実演を見て「自社の何に使うか」を考える時間に。手は動かさなくてOK。

AGENDA

今日の流れ

🤖
1. エージェントとは
チャットとの違い・脳とPCの関係
⚙️
2. 立ち上げる
みんなで“ちょっと”セットアップ
🎬
3. 使う(デモ)
棚卸/マニュアルをAIに代行させる
🛡️
4. 安全に
リスクと、暴走させない運用
💬
5. 質問タイム
持ち帰り・来週から1つTry

半分は手を動かす時間。スライドは“支え”です。

PART 1 ── そもそもエージェントとは

チャット vs エージェント

同じ脳。違うのは「手があるか」だけ。

📞
チャット型AI(ChatGPT / Claude)
賢い脳が箱の中。文章で聞くと文章で返すだけ。あなたのファイルには触れない。
= 助言する
電話の向こうの優秀なコンサル
🧑‍💻
自律エージェント(Codex / Claude Code)
同じ脳に「手と机」を付けたもの。実際にファイルを開き・作り・保存する。
= 作業を終わらせる
そのコンサルが隣の席に座った

いちばん大事なモデル

脳=クラウド / 手=あなたのPC

☁️ 脳
考える=提供元のクラウド
⇄ API ⇄
💻 手
作業する=あなたのPC
この分離が、今日の全部の土台。
ここから 「勝手に動く」「データが上がる」 も、両方すっきり説明できます。

PART 1

エージェントループ

これが“自律的”の正体。難しくない。

① 考える
何をすべきか
② 道具を使う
読む・書く・実行
③ 結果を見る
うまくいったか

目標が終わるまで自動で繰り返す。脳は文章しか出せず、道具を実際に使うのは脳を包むプログラム。

PART 2 ── 怖くない理由

使える人の母数は、毎回爆発してきた

CLI
文字で命令
=専門家だけ
GUI
クリック
=誰でも
NLUI
話すだけ
=今ここ
ターミナル(CLI)はAIの接点。あなたの接点は NLUI = ただ話すだけ。
だから「黒い画面が怖い」を越えなくていい。あれはAIのためのもの。

PART 2

新しいAIを、恐れなくていい

車は新機能が出ても、
“運転の仕方”は変わらない。

モデルは次々新しくなるが、使い方の基本はずっと一緒。進化はむしろ運転を“楽”にする。

運転の基本(変わらない)AIでの中身(変わらない)
目的地を決める何をやりたいか(WHY)は自分が決める
ハンドル・アクセル頼み方(短く/1問ずつ/鏡として)
交通ルール安全運用(後半で扱う)
前を見て運転AIの出力を人が検証する

PART 3 ── 立ち上げてみる

まずは、これだけで始められる

2026年から Claude Code 本体は単体アプリに。最初の一歩は Node.js なし(GUIなら ターミナルも不要)。

💻
① PC + アプリ
公式からダウンロードして入れるだけ
🔑
② 有料アカウント
脳(クラウド)を使う権利
ただし Codex・外部ツール連携(MCP)・コード実行 には Node.js(18+)が要る。本体には“内蔵”ランタイムがあるが、本体の外のJSには貸せないため。→ 本格運用で要るので、今回は Node も入れます。

PART 3 ── 一番ラクな入れ方

デスクトップアプリなら、3ステップ

① ダウンロード
公式サイトから
② インストール
画面の指示どおり
③ ログイン
有料アカウント

● ここから画面共有でライブ ── 一緒に試す/済みの人はチャットに質問。完走不問。

● ライブデモ(35–55分)

棚卸 / マニュアルを、AIに代行させる

従来
人がやる作法
(業務棚卸・改善)
今日
同じことを、エージェントにやらせる
  • ダミーの書類フォルダを渡す → AIが棚卸表を自動生成
  • 「重複・属人化候補も出して」と続ける
  • ダミーデータ+承認を挟む様子で「安全」も同時に実演

PART 4 ── リスクと安全運用 / 今日の核心

守るのは
「データの行き先」より
「AIの行動」

ここを取り違えなければ、もう怖くない。

論点①

情報漏洩 = Gmailと同じ信頼

エージェントに見せたものは脳(クラウド)に送られる。でも──

それは Gmail・LINE・freee に機密を預けるのと 同じ種類の信頼
「サーバーに上がる=危険」を徹底したら、クラウドは何も使えない。AIだけ特別に怖がる理由はない。

論点① ── “freeeと何が違う?”

本当の違いは 「1つだけ」

論点freee / GmailAI(無料・個人)結論
学習に使うか使わない(目的限定)使う場合がある業務用/APIプランなら同じ
他人に出るかアカウント分離で起きない同じく分離差はない(どちらも極小)
契約で縛れるかDPAあり法人で DPA・ゼロ保持紙で縛れば freee と同等

「絶対漏れない」は無い。でも“学習しないプラン”にすれば、残るは Gmail 並みの極小リスクだけ。

論点② ★ 本当に新しいのはここ

「勝手に動く」 が、唯一の新リスク

SaaS(Gmail/freee)は保管・処理するだけ。エージェントは読んで・書いて・送って・実行する

🧑‍💼 たとえ:優秀なインターン。普通は「実行していい?」と聞く。
「もう全部勝手にやって」と設定した時だけ、聞かずに進む。事故るのは“勝手に”ではなく“人がそう設定した”時。
  • 確認を残す(書き込み・削除・送信の前に人が見る)
  • 範囲を区切る(いきなり全権限を渡さない)
  • 小さく始める(読むだけ → 信頼できてから任せる)

論点②

道具パターン ── 規制データ用の切り札

本物データを見せず、“処理する道具(スクリプト)”を作らせ、ローカル実行。データは一歩も外に出ない=freeeより私的。
ただし 万能の安全策ではない。法律・契約でデータが外に出せない時(規制業種の個人情報など)の切り札。
普通の業務は、業務用プランで Gmail と同じくそのまま使えばいい。

安全運用 ── まとめ

「ビビる」でなく「いつもの基準を当てる」

  • ① 学習しないプランを選ぶ … これだけで漏洩懸念は Gmail 並みに
  • ② 行動には承認 … エージェント固有の“本当に新しい”リスク
  • ③ 規制データは法律のルールが別 … 金融・医療など
前回フレーム=自律度の手綱
・3つの行き先(廃止/AI委譲/磨く)
・試す/断る/任せる
・3層モデル(作業/検証/設計)

PART 5 ── 大きな問い

発明 実行

Xerox
GUIを発明
でも売れず
Apple
商品化=革命
AI
今も同じ構図
技術を持つことより「何に使うか(実行)」で差がつく。
エジソン「執行されないビジョンは幻想にすぎない」=「AIだけでは差別化にならない」。

PART 5

独自性 × AI

全員がAIを持つ時代。差がつくのは「自社の独自性 × AI」。
人が残るのは、判断・WHY ── そこをAIで磨く。

Q & A

質問、お待ちしています。

チャットの質問に、わかる範囲でお答えします。
「済みの人の疑問」= 全員の学び。

💬

持ち帰り

今日の続きを、自分のペースで

📄
セットアップ手順書
Mac/Win 両対応・段階チェックポイント
🛡️
安全運用チェックリスト
使う前に毎回見る1枚
📖
AI用語集サイト
ぜんぶ「たとえ」で引ける(URLは別途)
来週、低リスクな1業務でTryしてみる。それが、今日のいちばんの成果。

ありがとうございました。

be You. beyond You. beside You. ── at YAMAGA BASE.

やまがBASE 株式会社